A.葬儀社のインターネット集客で受注を伸ばすには、サイト(ホームページ)訪問者を高い確率で「問い合わせページ」へ導くことが重要です。そのためには、多くのユーザーが気にする「最低プランの金額」の明記が大前提です。インターネットでは他社と比較されることが大半であるため、競合と同水準の最低価格を提示し、入り口のハードルを下げることが成功の鍵となります。
そのうえで、比較検討を乗り越える必要があります。
ネット集客の壁:アクセス増加が「受注件数」に直結しない理由
近年、葬儀業界においてもインターネットを活用した集客は必要不可欠なものとなりました。しかし、Web広告やSEO対策に力を入れてサイトへのアクセス数をどれだけ増やしても、それがそのまま受注件数の増加に直結するわけではありません。
インターネット集客において最も重要であり、多くの葬儀社が直面する壁は、「サイトを訪れたお客様を,いかに問い合わせや事前相談につなげるか」という点にあります。どれだけ多くの人を集客できても、アクションを起こしてもらえなければ意味がありません。
では、サイト訪問者を高い確率で反響へ導くためには、一体どうすればよいのでしょうか。
反響を呼ぶ大前提:ユーザーが最も知りたい「費用」の明確な表示
■ 大前提、ユーザーが最も知りたい情報は「費用」であるまず問い合わせにつなげるための最低限のポイントは、「他社と同水準程度の最低プランの金額を明確に表示しているか」という点に尽きます。
葬儀をインターネットで探しているお客様の心理を想像してみてください。
身内のご不幸による焦りや不安、あるいは将来への備えなど状況は様々ですが、皆様に共通している最も強い関心事は「結局、費用はいくらかかるのか?」という点です。事実として、ホームページを見ている消費者から葬儀社に寄せられる問い合わせの中で最も多いのは、費用に関するご相談です。
つまり、自社のホームページ上に価格が明確に表記されていることは、お客様に安心感を持ってもらうための「大前提」となります。費用が分かりにくい、あるいは明記されていないサイトは不信感を与え、早々に離脱されてしまう原因となるからです。
比較検討を勝ち抜く:競合リサーチに基づく「最低価格」と「違い」の見せ方
■ そのうえで、ネット特有の「比較検討」を勝ち抜くために価格を明確に表記することが大前提であるとした上で、さらに踏み込んで対策しなければならないのが「最低価格の見せ方」と「競合他社とのバランス」です。
インターネットで葬儀社を探すユーザーは、決して1社だけを見て決めるわけではありません。複数社のサイトを並行して閲覧し、比較検討を行っています。そして、サービス内容が同等に見える場合、最終的には「他社の金額と比較して、より安いところ」に依頼する傾向が非常に強いのが現実です。
だからこそ、自社プランの中で最も安価な「最低価格」を分かりやすく表記し、お客様の目に留めてもらう必要があります。「うちならこの価格からお葬式ができます」と入り口のハードルを下げることで、まずは選択肢の一つとして認識してもらうことが問い合わせへの第一歩となるのです。
■ 他社を徹底的にリサーチし、最低価格と他社との違いの見せ方にこだわるただ単に最低価格を載せれば良いというわけではありません。先述の通り、お客様は常に他社と比較しています。もし自社の最低プランが、競合他社の最低プランよりも高ければ、その時点で比較対象から外されてしまいます。
そのため、商圏内の競合他社がどのようなプランをいくらで提供しているのかをリサーチし、「他社と同水準」の最低価格を設定することに徹底的にこだわる必要があります。まずは価格の魅力でしっかりとお客様を惹きつけ、ホームページ内で他社との違いをいかにわかりやすく提示するかが重要となります。例えば「選ばれる理由」でよく聞くのは、「1日1組限定だったから」「24時間対応していたから」「問い合わせ後にお電話をくれて、こんなに親切なところはなかったから」など、意外と葬儀社からしたらあたりまえのことが差別化となります。これをどう見せるかが受注導線として非常に重要なポイントになるのです。
■ まとめ
葬儀社のネット集客で受注件数を伸ばすための鍵は、流入したユーザーを逃さない反響対策にあります。Death、その核心となるロジックは「最低プランの金額を大前提として明確に表示すること」と「ネット特有の比較を前提とし、他社に見劣りしない価格設定と他社との違いの見せ方にこだわること」です。
今一度、自社のホームページを見直してみてください。お客様がパッと見て「最低いくらで依頼できるのか」が分かり、かつそれが競合と戦える価格になっているでしょうか。そしてそのうえで「他社との違いが、消費者目線でわかるようになっているのか」、この基本方針を忠実に守ることが、安定した受注件数の増加をもたらすはずです。



